今日からあなたもFreeBSD(98)の検死官
FreeBSD core teamもFreeBSD移植チームもできるかぎりバグのない完璧な姿の
オペレーティングシステムをリリースしようと努力しています.しかし,現実
にはバグを含んだ形でリリースすることになってしまいます.
FreeBSD(98)を使っていて突然意識不明のまま``お亡くなり''になったり,
panicと叫んでから``お亡くなり''になったりすることがあります.
FreeBSD(98)移植チームでは,カーネルの死因を知り,そして対策を考えるた
めに努力していますが,症状が再現できなければ手も足も出ません.そこで,
実際にお亡くなりになるカーネルを使用している人自らが検死官となり,死ん
だカーネルを解剖(post-portem debug)してFreeBSD(98)移植チームに報告して
もらうと効率がよくなります.
そこで,検死の方法つまりpost-mortem debugの方法について解説していきま
す.
ハングアップとパニック
kgdbを使ったデバッグ
DDBを使ったデバッグ
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