HP電卓

HP 48Gシリーズとは

HP 48Gシリーズは，HPが作っているグラフィック電卓です．このシリーズは，HP 48Sシリーズの後継機種です．

HP 48Gシリーズには，メモリーの容量及び拡張スロットの有無により，次のモデルがあります．

HP 48Gシリーズで採用されているアーキテクチャではメモリーを4MBまで可能なのですが，HPは1MBまでの拡張メモリーしか販売していません．HP純正のメモリーを使用すると，デフォールトの128KBに，128KBの拡張RAMカードと1MBの拡張RAMカードが最大になります．

HP48は，関数電卓としての機能のほか，次のような特徴を持っています．

方程式ライブラリー: 300以上の方程式を内蔵しています．
ソルバー: 方程式を解く機能を持っています．
PC接続キット: PCやMacと接続できます．データーの転送や，プログラムの転送ができます．hpcalc.orgのようなサイトからプログラムをダウンロードし，HP48Gシリーズに転送することができます．
RPN: 電卓としては，逆ポーランド表記(RPN)を用います．はじめての方は戸惑うかもしれませんが，一度理解してしまえばそのすばらしさに感動すると思います．

さらにおもしろいことがあります．HP電卓は現在ACO(Australian Calculator Operation)で開発されていますが，comp.sys.hp48を読んでいるとACOの人が発言していることです．開発者が表にでているところはすごいと思います．